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『真田丸』第29回「異変」世の中が乱れると災害が起きる?

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伏見城の普請、真田の皆さん、結構真面目にやってましたね。
そして予想通り、「慶長伏見大地震」についても再現してくれました。

この指月城の遺構が、去年2015年の夏に見つかりました。
それまでどこにあるかも分からない謎の城だったとか。

金箔が貼られた瓦は近辺で発見されていたものの、城壁や堀などが見つからないので、「本当は城なんてなかったのでは?」って話にもなっていたらしいです。証拠が見つかって良かったですね。

それはともかく「真田丸」でも何度も出て来た伏見近辺の地図。
如何にも攻め落としやすそうな平城・・・のように昌幸さんは言ってましたけれど、本当にそうだったのでしょうか?

 

リビドーロゼ

 

元々、秀吉さんは伏見城を隠居用の屋敷にしようとしていたので景色の良い水上でのんびりゆったり悠々自適生活〜を想定していたのでしょうね。

「真田丸」では、完成までに時間がかかっていると強調されていましたが、元々予定されていた屋敷部分は早めに完成していて、秀吉さんは伏見城と大阪城とを往復して暮らしていたんだとか。

が、途中でお拾が生まれたことなどで城の目的が変わったのでしょう。聚楽第付近に住んでいた人も、かなりこちらの伏見に移動してしまったそうで、そりゃあ関白秀次さんとしては「え? 隠居じゃなかったの?」って思いますよね。

ちなみに、秀次さんが自刃した後に聚楽亭は完全に壊されるのですが、その建材は指月伏見城に運ばれていたらしいです。

この最初の指月伏見城は、宇治川をバックに巨大な巨椋池(今は地図にも名残すら残っていませんが)の上に築城されました。

伏見城地図、指月と木幡山

大阪までの港を築いたり、巨椋池の上に堤を築いて街道にして、人の流れを呼び寄せたりと、かなり戦略的。

2015年に発見されたのは、南北36メートルの石垣と、それに並走する形で残された幅7メートル、深さ2メートルの堀の跡。外濠は巨椋池ってことだから内堀かな?

源平の頃、いやそれよりずっと昔から、京に入るには瀬田や宇治の辺りで川を越えなければいけなかったらしく、承久の乱の時に、北条泰時くんも時房さんもそれでとっても苦労していたので、秀吉さんが街道を整備したのは大きな業績だったんだろうなぁ。

秀吉さんは大阪でも治水工事をあれこれとしていたようで、地下にその痕跡が残っているそうですが、京でも大規模な公共事業を行っていたんですね。本当にすっごい人なんだね。

小中学校の歴史の教科書だと秀吉さんと言えば検地と刀狩くらい。あとは醍醐の花見やお茶とか派手に遊んでばかりで、朝鮮出兵して失敗するし、女好きで最後は子ども可愛さにもうろくして死んじゃう(失礼)ってイメージしかなかったけど、ちゃんと公共事業もやって、朝廷ともうまく折り合いつけてたんだものね。やっぱり歴史に名の残る人なだけあるわ〜。

「真田丸」では、慶長伏見地震の時にボケてちょっとおかしくなった秀吉さんがベッドの横でガタガタ震えていましたけど、実際は「とりゃあ、地震だっ! 逃げろ!」とばかりに逃げ出したんでしょうかね。

 

慶長伏見地震で指月城の天守が倒壊した後、使用していた材木や石などはごっそりと北東の木幡山に運ばれてすぐに第二の伏見城が造られたようです。

最初の指月伏見城は地震で倒壊するなんて縁起も悪いし、石垣や堀などきっとサッと埋められて終わったのでしょうね。それが400年ぶり、それも「真田丸」放映開始直前にマンション土地から見つかるなんて、すごい偶然ですね。

昌幸さんは「完璧な城」として、木幡山の上の築城を示唆してましたが、そういうことなんでしょうね。でも、あの昌幸さんが、他人の為に完璧な城を建てるっていうのもあんまりイメージが湧かないけどね。

来週は吉野太夫さんも殺されちゃうし、一体どうなるやら?

 

でも、やっぱりロマンがあるのは、第一期の指月伏見城ですよね。

その指月城の再現について、前にTV番組で湖の上に浮かんでいるようなものを見たことがあったので探してみましたら、下のサイトで詳しく紹介されていました。

「あをによし 吉之介の瞳」3つあった伏見城

husimi

伏見のこの辺りは月の名勝地。秋には写真の通りの見事な絶景が拝めたはず。水に映る月だなんて優美だわ〜。でもほぼ完成の年、秋になる前に地震で倒壊しちゃうんだけどね。。。

「秀吉さんは足利義満を意識してた」と聞きますが、月見と言えば義政さんの銀閣寺じゃないんですかね? というと単純過ぎですかね?

指月伏見城観月橋

この橋が源平時代にあれば、以仁王も源頼政も藤原信西も奈良南都まで逃げることが出来たかもしれません。

そうか! そうだよね。
彼らが生き延びていたなら、きっと歴史が変わっていたんだろうなぁ。
信西さんが生きてたら、清盛さんはもうちょっと大人しかったかもしれないし、頼政さんが生きてたら頼朝さんはあんなにメジャー化しなかったかも。

歴史って不思議ですね。やっぱり導かれたように流れていくものなのかな。

 

そうそう。「真田丸」を見ていて気になったのが「大地震前の降灰」。

灰が降ったとなると「火山灰」じゃ? と普通に思いますよね。
でも、近畿の周辺にそんなに活発で大きな火山あったっけ?
浅間山の灰という説もあるそうですが、風向き的にどうなんだろう?
じゃあ、九州の火山灰が飛ばされたのかな?

と、早速調べてみました。

静岡大学「歴史記録と火山学」
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Rfunka/1596.html

こちらのページに、色々詳しく記載されていました。

畿内により近い石川・岐阜県境にある白山火山に,1572,1582,1599,1600年などの噴火・鳴動事件の記録がある.また,1779年の安永桜島噴火の火山灰が奈良県や長野県に降った事実が知られているように,九州の火山の大噴火による灰が,偏西風の影響で遠く東方に運ばれることもある.1596年に近い時期には,霧島(1596,1598~1600年)と阿蘇(1592,1598年)の噴火記録が知られている.しかしながら,これらの火山の異常を記述した史料はいずれも18世紀以降に成立したものであり,噴火の存在そのものに検討の余地があるし,該当しそうな噴火堆積物も知られていない.

日本や世界の各地で,大地震の前後に近隣の火山が噴火した例が古くから指摘されている.1707年の宝永東海地震(マグニチュード8.4)の直後に富士山が大噴火をおこした例が,とくに有名である.このような地震と火山噴火の連動とも言える現象は,地震に先立つ地殻ひずみの蓄積,あるいは地震の結果として生じた地殻ひずみの急激な変化(あるいは地震動そのもの)が,火山下にあるマグマだまりに刺激を与えた結果として説明されている.

そう。地震の前後はマグマ活動も活発化。
だから富士山や阿蘇、浅間山なども日本の地震活動期によく噴火しているんですね。

富士山はやっぱり心のふるさとなので、山体崩壊とかしないで欲しいな・・・。

というわけで、明確にどこの火山の灰なのかはわからないのですが、雲に乗って近畿地方の空を覆うなんて、よっぽどのことと思われます。そりゃあ「異変」だよね。

 

長くなったので、
きりちゃん、春ちゃん、おこうさん、稲さんの女バトルについては、また・・・。

 

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