menu
閉じる
  1. 『 とかじり小四郎 』北条義時物語
  2. アワの夢『 北条政子の夢買物語 』
  3. いもうと(頼朝と政子)
  4. 竹御所、若紫源氏を拾う(鞠子と三寅)
  5. あづまがたり(頼朝と政子の出逢い)
  6. 流鏑馬神事(海野幸氏と大姫・後編)
  7. 『アマカケル北条の姫 ―蛙姫― 』北条家血 お知らせ
  8. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  9. イザヤ!鎌倉「江間家の段」1(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  10. 連載は3月で完結。4月いっぱいで下げます。<アマカケル>
閉じる
閉じる
  1. 2年ぶりに更新(女頼朝)
  2. 神者依人之敬增威、人者依神之德添運(泰時・御成敗式目)
  3. アマカケル外伝vol.2 鞠子の話がやっと終わりました〜
  4. イザヤ!鎌倉「江間家の段」5(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  5. 琥珀の龍紋―北条時政―あとがき<アマカケル外伝>
  6. イザヤ!鎌倉「江間家の段」4(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  7. 琥珀の龍紋―北条時政―最終話<アマカケル外伝>
  8. 琥珀の龍紋―北条時政―41<アマカケル外伝>
  9. 琥珀の龍紋―北条時政―40<アマカケル外伝>
  10. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡…
閉じる

頼朝好き・北条数寄FanSite「あづまがたり」

とかじり小四郎 ―北条義時―38

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『 とかじり小四郎 ―北条義時― 』

 

「はぁ? 義時が花嫁を馬に乗せて逃亡した?」

 素っ頓狂な声を上げた頼朝に、ぶっと噴き出す石和五郎。

「あの、しんねりむっつりめ、随分と面白いことをするじゃないか」

 その横で畠山重忠が呟いた。

「馬が可哀想に……」

 頼朝がそれを聞きとがめる。

「どうして馬が可哀想なんだ? 二人も乗せて重いからか? だが小四郎は細いし姫の前も小さい。お前一人の体重とそう変わらんと思うが?」

 重忠は大きな身体をゆすって座り直し、真面目な顔で言った。

「いいえ、牝馬の発情期は終わったばかりです。牡馬はしばらく結婚出来ないというのに、新婚の二人など乗せて可哀想にと言ったのですよ」

 その途端、その場にいた男達が皆笑った。笑って盃を掲げる。

「新婚の義時に、馬気狂いの重忠に、そして大いなる鎌倉の主、将軍様に!」

 

 鎌倉の秋。実りの秋。

 この夏に征夷大将軍となった源頼朝は大きく開け放たれた蔀戸から顔を覗かせた。半分くらい欠けた月が、遠く山の端から顔を出しかけていた。

 

ー終ー

 

とかじり小四郎、あとがきへ

目次へ戻る

リビドーロゼ

 

関連記事

  1. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:…

  2. とかじり小四郎 ―北条義時―36

  3. 六連銭(真田の星)

  4. とかじり小四郎 ―北条義時―27

  5. 琥珀の龍紋―北条時政―38<アマカケル外伝>

  6. 北条政子の夢買物語 32

おすすめ記事

  1. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  2. イザヤ!鎌倉「江間家の段」1(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  3. 竹御所、若紫源氏を育てる(鞠子と三寅)
  4. 『アマカケル北条の姫 ―蛙姫― 』北条家血 お知らせ
  5. 連載は3月で完結。4月いっぱいで下げます。<アマカケル>

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Amazon 出版物(電子書籍)


捕えられ鎌倉へと送られた白拍子は、八幡宮での舞に呪をこめる。男児を殺され奥州を目指すも辿り着いたのは蝦夷だった。静御前の話。(中編)


木曾義仲の息子・義高が逃亡した。その身代わりとなって牢に繋がれた海野幸氏と、彼を助けようとする大姫の話。(短編)

ポチで応援おねがいします

にほんブログ村 歴史ブログへ にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
ブログランキング・にほんブログ村へ

おすすめ記事

  1. 2年ぶりに更新(女頼朝)
  2. 神者依人之敬增威、人者依神之德添運(泰時・御成敗式目)
  3. アマカケル外伝vol.2 鞠子の話がやっと終わりました〜
  4. イザヤ!鎌倉「江間家の段」5(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  5. 琥珀の龍紋―北条時政―あとがき<アマカケル外伝>
ページ上部へ戻る