menu
閉じる
  1. イザヤ!鎌倉「江間家の段」1(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  2. アワの夢『 北条政子の夢買物語 』
  3. 『 とかじり小四郎 』北条義時物語
  4. いもうと(頼朝と政子)
  5. あづまがたり(頼朝と政子の出逢い)
  6. 竹御所、若紫源氏を育てる(鞠子と三寅)
  7. 竹御所、若紫源氏を拾う(鞠子と三寅)
  8. 連載は3月で完結。4月いっぱいで下げます。<アマカケル>
  9. 流鏑馬神事(海野幸氏と大姫・後編)
  10. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡…
閉じる
閉じる
  1. 2年ぶりに更新(女頼朝)
  2. 神者依人之敬增威、人者依神之德添運(泰時・御成敗式目)
  3. アマカケル外伝vol.2 鞠子の話がやっと終わりました〜
  4. イザヤ!鎌倉「江間家の段」5(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  5. 琥珀の龍紋―北条時政―あとがき<アマカケル外伝>
  6. イザヤ!鎌倉「江間家の段」4(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  7. 琥珀の龍紋―北条時政―最終話<アマカケル外伝>
  8. 琥珀の龍紋―北条時政―41<アマカケル外伝>
  9. 琥珀の龍紋―北条時政―40<アマカケル外伝>
  10. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡…
閉じる

頼朝好き・北条数寄FanSite「あづまがたり」

琥珀の龍紋―北条時政―11<アマカケル外伝>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 
 

「北条四郎時政殿」

 父の字だ。東国の武士の中には武芸ばかりで手習いを疎かにする者も多かった。都からの書状が届いても家人の誰かに読ませ、返事も口述で事済ませていた。

 でも父や北条の縁戚、阿多美の一族は武よりも教養を大切にし、都との繋がりを絶たぬよう努めてきた。だから伊東や千葉、畠山など広い土地を治め、大きな勢力を持つ豪氏にも一目置かれる存在として対等に付き合ってこられたのだ。

 だが、父がわざわざ京の四郎に宛てて文を書くなど、何か重大事が起きたのだろうか。

 焦る気持ちを堪えて文を広げれば、時候の挨拶に続いて、兄が北条を継いだこと阿岐を妻に娶ったことが簡潔に書かれてあった。

 息が詰まる。

 間に合わなかった。

 京に上って、まだ一年しか経っていないのに。

 何故これほど急な相続となったのか。父の容態はそんなに悪くなっているのか。そうだ、家督相続の為に婚姻を急いだのかもしれない。

 でも、文には京の様子などをもっと頻繁に知らせるよう書いてあるくらいで、字も落ち着いて力強かった。

 結びまで読んで、ぐしゃりと握りつぶす。

 何故なのかといくら考え、そしてどんな答えが導き出されようと何の意味もない。阿岐は兄の妻となったのだ。

 

次ページ

歴史小説リスト

関連記事

  1. イザヤ!鎌倉「江間家の段」1(My wife’s mirror:…

  2. 琥珀の龍紋―北条時政―2<アマカケル外伝>

  3. 琥珀の龍紋―北条時政―8<アマカケル外伝>

  4. とかじり小四郎 ―北条義時―14

  5. 北条政子の夢買物語 11

  6. いもうと(頼朝と政子)

おすすめ記事

  1. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  2. イザヤ!鎌倉「江間家の段」1(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  3. 竹御所、若紫源氏を育てる(鞠子と三寅)
  4. 『アマカケル北条の姫 ―蛙姫― 』北条家血 お知らせ
  5. 連載は3月で完結。4月いっぱいで下げます。<アマカケル>

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Amazon 出版物(電子書籍)


捕えられ鎌倉へと送られた白拍子は、八幡宮での舞に呪をこめる。男児を殺され奥州を目指すも辿り着いたのは蝦夷だった。静御前の話。(中編)


木曾義仲の息子・義高が逃亡した。その身代わりとなって牢に繋がれた海野幸氏と、彼を助けようとする大姫の話。(短編)

ポチで応援おねがいします

にほんブログ村 歴史ブログへ にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
ブログランキング・にほんブログ村へ

おすすめ記事

  1. 2年ぶりに更新(女頼朝)
  2. 神者依人之敬增威、人者依神之德添運(泰時・御成敗式目)
  3. アマカケル外伝vol.2 鞠子の話がやっと終わりました〜
  4. イザヤ!鎌倉「江間家の段」5(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  5. 琥珀の龍紋―北条時政―あとがき<アマカケル外伝>
ページ上部へ戻る