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  2. 流鏑馬神事(海野幸氏と大姫・後編)
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  5. 竹御所、若紫源氏を育てる(鞠子と三寅)
  6. 連載は3月で完結。4月いっぱいで下げます。<アマカケル>
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  9. 『 とかじり小四郎 』北条義時物語
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  1. 琥珀の龍紋―北条時政―19<アマカケル外伝>
  2. 琥珀の龍紋―北条時政―18<アマカケル外伝>
  3. 琥珀の龍紋―北条時政―17<アマカケル外伝>
  4. 琥珀の龍紋―北条時政―16<アマカケル外伝>
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  7. 竹御所、若紫源氏を育てる(鞠子と三寅)
  8. 琥珀の龍紋―北条時政―13<アマカケル外伝>
  9. 琥珀の龍紋―北条時政―12<アマカケル外伝>
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頼朝好き・北条数寄FanSite「あづまがたり」

カテゴリー:鎌倉歴史小説(頼朝・政子・北条氏)

 「ただいま戻りました」 頭を下げる。久しぶりに戻った北条の地は何も変わらなかった。ただ阿岐が兄の妻となり、幼子の泣き声がたまにする以外には。「京では随分出世したようではないか」 上機嫌で…

  富士の山を横目に、三嶋から伊豆へは下りず山道を北東へと進み、箱根を抜けて相模国へと入る。鎌倉は、山に囲まれた小さな、だがそれなりに賑わう寺社町だった。「院よりの内々の宣旨である」 四郎は頼政か…

 「北条殿、お頼みしたいことがあるのですが」 菖蒲の前の屋敷の帰り、頼政自らが見送ると言い出した時に予想が出来ていたこと。四郎は軽く腰を下げ、頼政の傍へとにじり寄る。「鎌倉へ行っていただきたいので…

 「おお、これは来客とは失礼した」 源頼政。やはり武人というには似つかわぬ、おっとりと細く柔らかな人物だと四郎は思った。和歌を詠んでいる方が似合う。鵺を退治したという話は、実はその家人の武に依るところが大…

  菖蒲の前。 数年前に宮中に現れた鵺を退治して一躍時の人になった源頼政、その側室。 源頼政は鳥羽院や美福門院の信も厚く宮中への出入りも多くあったので、四郎も遠目にしたことがある。かの源頼光の一門…

  そんなある日、懐かしい言葉を耳にして四郎は足を止めた。「もう、やっきりしちゃう!」 振り返れば、牛車の中から転がり落ちたと見える荷を拾い集めているらしい女房が、怒り心頭で叫んでいた。 …

  そこから更に一年、四郎は伊豆に戻らず京で宗親の近習として働いた。 急ぐ必要はもうなかった。阿岐は既に兄の妻なのだ。 かわりに四郎は、京で何人かの女と関係を持った。 くゆる香木の匂い、す…

  四郎は文箱を取り出した。京に出て二月ほど経った頃だっただろうか。阿岐から文が届いたのだ。書かないと言っていたのに。 これといって内容のない文だったが、筆から阿岐の声が聞こえてくるような気がして胸が苦し…

 「北条四郎時政殿」 父の字だ。東国の武士の中には武芸ばかりで手習いを疎かにする者も多かった。都からの書状が届いても家人の誰かに読ませ、返事も口述で事済ませていた。 でも父や北条の縁戚、阿多美の一…

  宗親は池禅尼の供をして後宮に上がることもあり、自然、四郎も都の最奥へと通じていった。 池禅尼は崇徳院の皇子・重仁親王の乳母であり、その養母であり鳥羽院の寵姫でもある美福門院とも仲が良かった。今の帝は身…

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捕えられ鎌倉へと送られた白拍子は、八幡宮での舞に呪をこめる。男児を殺され奥州を目指すも辿り着いたのは蝦夷だった。静御前の話。(中編)


木曾義仲の息子・義高が逃亡した。その身代わりとなって牢に繋がれた海野幸氏と、彼を助けようとする大姫の話。(短編)

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