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「真田十勇士」& 真田丸現地を訪ねて

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大河ドラマ「真田丸」の影響で、やっぱり真田関係の書籍が随分目立ちますね。

真田は海野幸氏くんの子孫なので、結構好きな方の武将なのですが(理由が不純?)
私は信繁くんよりも信幸さんが好き。まじめで不器用な長男が好きです。

小前亮「真田十勇士」

 

 

この小前亮さんの「真田十勇士」は、文字も大きく、おそらく児童向け文学。
表紙絵は遠田志帆さんの美麗なイラスト。いわゆる個性ある絵本作家の絵ではなく、目の大きい漫画キャラ。

今の児童文学は表紙が華々しく、漫画キャラでとっつきやすいですね。

どちらの絵柄も好きなのでどちらでも構いませんが、あまりに漫画キャラばっかが本屋に並ぶようになると、それはそれで何だか寂しい気もしますね。

LULUSIA-ルルシア-

1巻は、猿飛佐助が修行をつけてもらって、忍びとして成長していく様子が描かれています。
関ヶ原で豊臣方が負けて、西軍に味方した真田昌幸と幸村(信繁ではなく、児童向けだからか幸村)が和歌山の九度山に幽閉される所まで。

2巻は、三好兄弟や根津甚八、由利鎌之助、筧十蔵らとの出会いや合力。
そして多分、挿絵画家が一番のお気に入りと思われる霧隠才蔵くんが佐助の味方になり、
真田が九度山を抜けだして大阪城へ入城するところまで。ここで真田十勇士が揃います。

3巻はこれから読むのでわかりませんが、大阪冬の陣と「真田丸」の話になるのではないかと。

「真田十勇士」を読むのは小学生以来ですが、その頃はとっつきにくかったこの作品も、とても読みやすくなってます。

それぞれのキャラがわかりやすくて魅力的。そして平易な文章で適量の台詞で描かれているので、最初は少し斜めに読み始めていたのですが、気付いたらグングン読み進めていました。

奇をてらってない辺りが児童文学っぽくて、とても安心して読めます。所々の美麗なイラストも楽しみだし。

 

真田十勇士は架空の小説らしいのですが、多少実在の人物モデルが入ってるんですよね。

霧隠才蔵さんは、大河「真田丸」で寺島進さんが演じる渋いおじ様、出浦昌相さんがモデルとか。
で、藤井隆さん演じる佐助は、その出浦さんの弟子。猿飛佐助くんですね。

小前亮さんの書籍「真田十勇士」では、霧隠才蔵さんはイケメン青年で、猿飛佐助くんはやんちゃな少年って設定ですが。

三好兄弟は、信長さん関連でも出てくるし。
海野さん、望月さん、根津さんは「滋野三家」。元々親戚で協定結んでる同じ信濃の人たち。

海野姓は真田の本家だし、木曽義仲の息子志水冠者義高の人質として、海野幸氏くんと一緒に鎌倉に行って、その後御家人になったのは望月重隆くんだしね。

真田十勇士が活躍するのは、やっぱり大阪城の大戦、「大阪冬の陣」「大阪夏の陣」。特に冬の陣の時の真田丸での戦でしょうか。

今回の大河でタイトルが有名になった「真田丸」は大阪城の南の出城(離れてるけど)ですが、現在私が住んでいる大阪市の南のあたりにあったようでして。先日NHKの特番で堀の跡を追跡していたので、現地に行ってきました。

 

<Google地図だと下の薄紫の辺り。大阪城の南です。>

sanadamaru5

<大きな地図だとこちら。この心眼寺のカーブがポイント>

sanadamaru4

<NHKの画像、お借りします>

sanadamaru6-3

 

ブラタモリの影響で、坂やらカーブする道やらに妙にトキメクようになってしまった私。寺名などは覚えていなかったのですが、現地の地図で「いかにも」なカーブを見つけて、ここだと確信。

お寺の周囲をぐるりと巡ってiPhoneで写真を撮ってきました。

sanadamaru1

写真はちょっとわかりにくいですが、このカーブは心眼寺の外側カーブです。かなりの高低差があることがわかりますよね。

sanadamaru2-2

真田丸と思われる土地の敷地内にはお寺とお墓がいくつかあり、その縁をえぐるように急な勾配があり、まさに崖。大阪冬の陣のあとの講和で、徳川方に堀をガンガン埋められたらしいのに、尚もこの高低差。
ちなみに、この真田の近くに「空堀商店街」があります。残る地名からも城の重要な守りだったことがわかりますね。

<写真は心眼寺さんからじーっと南を見つめる仏様の背中。北に背を向け、南から攻め寄せる徳川方を見ているようなイメージでご覧ください>

sanadamaru3

 

 

思えば、新選組も明治維新での長州もお寺の境内を駐屯所(?)にしました。
広く開けていて、兵士達が雑魚寝出来て、死んでもすぐに念仏唱えてもらえますものね(オイ)。

今のお寺さんやお坊さんは平和で、お経ばっか唱えてるおとなしいイメージがありますが、それは近代以降のイメージ。

平安時代から、いや奈良の平城京の時代から、寺は権力の中心。桓武帝なんか、寺勢力から逃げる為に平安京に遷都したんですから余程のこと。

考えてみたらお坊さんって、寒かろうが暑かろうが読経して修行して、断食して体力気力を蓄え、遣唐使時代には海外に渡航して、呪詛やら灯りやら、海外の最新技術を元に生計を立てることの出来た賢い人たち。知識も体力も一般の人とは比べ物にならないくらい備えた独立集団、いや軍隊です。

平安末期なら奥州藤原氏、戦国なら堺の鉄砲衆とか、明治維新の頃なら長州や薩摩。現代ならば海外最新情報に精通してサラリーマン生活をせずに生きている人たちと同じなんではと。

ちなみに、頼朝さんが2回、政子さんが1回逃げ込んだ熱海の走湯権現(伊豆山神社)もれっきとした?軍事基地。だからそれなりの水軍を持ってた伊東祐親さんでも頼朝さんを殺すことが出来なかったんですね。

あ、時政さんの場合は、わざと政子さんを走湯権現に匿ったのだと私は思っています。一応、平家への体面的にね。だって、熱海(阿多美)の伊豆山神社は、平直方さん(時政さんの祖先)の血筋。阿多美聖範さんの関連ですから。

ちなみに、この伊豆山神社。頼朝さんが後にかなりの数の軍船を寄進した記録が残っています。だから海底には巨大軍港の跡が残っているという噂も。

 

 

律令前には、日本近海には海賊がたっくさん。伊豆なんかは山が近くて隠れ港がたくさん。潮の流れも複雑な天然の要塞。九州や瀬戸内辺りから朝廷権力にまつろわずに逃げてきた海賊達が住み着いたという説が残ってます。山も近いから、木を切り出して船を作るのもお手の物だしね。

万葉集にも載っている「枯野」の船。日本最古?のこの船は伊豆で作られたとも。高い技術を持った高速船だったようです。

日本は島国。潮の流れに乗っていけば陸を行くよりも早く大量の荷物を運べたはず。実際に大和武尊も東征に海路を行きましたが、不思議なことに歴史上の大移動に船を使ってたってイメージがあまりないんですよね。それは海賊がいたから危険だったのか。うーん、よくわかりませんが。

でも、ま、頼朝さんが初戦で大惨敗だった石橋山では、海の民でもあった土肥さんがしっかり小舟を出して安房まで頼朝さんを送ってますけどね。

とまぁ、話がどんどん逸れていくので、この辺で。

また3巻以降読んだら感想書きます。

にしても、どの時代のどんな本を読んでも鎌倉に繋げちゃってすみませんね……。

 

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