menu
閉じる
  1. 20万字もの長すぎる文章をKindle用にe-pub化する方法(Mac…
  2. 『 とかじり小四郎 』北条義時物語
  3. 竹御所、若紫源氏を拾う(鞠子と三寅)
  4. 竹御所、若紫源氏を育てる(鞠子と三寅)
  5. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  6. アワの夢『 北条政子の夢買物語 』
  7. 流鏑馬神事(海野幸氏と大姫・後編)
  8. イザヤ!鎌倉「江間家の段」1(My wife’s mirror:吾妻鏡…
  9. 連載は3月で完結。4月いっぱいで下げます。<アマカケル>
  10. 「アマカケル―北条の姫―」AmazonKindleで販売開始します
閉じる
閉じる
  1. 腑抜けの三郎―北条重時―43
  2. 腑抜けの三郎―北条重時―42
  3. 腑抜けの三郎―北条重時―41
  4. 腑抜けの三郎―北条重時―40
  5. 腑抜けの三郎―北条重時―39
  6. 『 腑抜けの三郎 』 ―北条重時―
  7. AmazonKindle出版「内容詳細」に不具合>解決。対応速いのは嬉…
  8. 腑抜けの三郎―北条重時―38
  9. 「アマカケル―北条の姫―」AmazonKindleで販売開始します
  10. 腑抜けの三郎―北条重時―37
閉じる

頼朝・北条好きFanSite「あづまがたり」

『真田丸』第27回、「不審」な伏見の「普請」に「父心」が裏目で「腐心」続けた補佐も「不振」で「不信」爆発

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

真田丸27回のタイトルは「不信」でしたが、フシンって結構漢字が色々あるのね。

「不審」な伏見の「普請」に「父心」が裏目で「腐心」続けた補佐も「不振」で「不信」爆発

とまぁ「フシン」だけで、これだけの文が出来ました。タイトルと意味の掛かりが、やっぱ絶妙。

真田丸のタイトルと、隠された意味やかけられたものなんかをまとめたページとか面白いかも知れませんね。「ディズニーランドで隠れミッキーを探せ」みたいで。

とりあえず今回は、心がすれ違ってる秀吉さんと秀次さんの溝が深まる展開で。

「父心」から、忙しくてちょっぴり気弱な可愛い甥っ子秀次さんの助けになればと、秀吉さんはあれこれ手や口を出すも、どれも裏目。

秀次さんはそんな秀吉さんの行動に勝手に「不審」な意味を読んでしまって、熱海に湯治に行ったり能を練習したり、政を放り出すという「不振」発生。

それでも真田兄弟の官位に関して、やっと秀吉に認められた!

真田丸27回、秀吉の笑い

真田丸27回秀次

・・・と喜んだのもつかの間、隠居用のはずの伏見城の「普請」に、謁見の間とか政治用の部屋を入れ込んじゃった秀吉さん。秀次さんの「不信」は最高潮MAX。とうとう逃亡。

秀吉さんとしたら、今まで目をかけて、将来はお拾の強力な助っ人になってもらおうと「腐心」してきたというのにね。
次回は、高野山に引きこもってしまった所からですね。

さて、今回の隠れミッキー的な「不信」は、真田兄の弟への「不信」でしょうか。

 

LULUSIA-ルルシア-

 

で、場面変わって、赤い束帯姿のお二人。すごい出世だよね。
だけど、官位が弟のおこぼれと知ったお兄ちゃんは、プライドだけは高いから激高。

真田丸27回信幸激オコ

信幸「弟の情けで貰っても、嬉しくも何ともないっ!」
昌幸「馬鹿なことを言うもんではない。貰えるものは……病気以外貰っておけばいいんだ」

真田丸27回昌幸

確かにね。病気は欲しくないよね〜。この時代は、病気が一番怖いもんね〜。

ちなみに、能の発表会の当日に熱を出し、後にはお亡くなりになって葬儀もして貰えなかった秀次の弟の秀保さん。天然痘って噂もありましたけど、皆、普通〜に触って側にいたけど大丈夫だったのね。
他にも暗殺やら心中やらの噂もあったし、なんか不穏な死に方ですね。豊臣の不幸を暗示しているようで、誠にお気の毒です。

ま、とりあえず、激おこの信幸くんを昌幸さんと信繁くんが宥めます。

信繁「源義経が左衛門尉だったことにあやかり、義経が兄・頼朝を支えたように、私も兄上をお支えしたいと思ったのです。それだけです。他意はありませぬ」
信幸「私はそういうお前の・・・なんというか、抜け目のなさに無性に腹が立つのだ!」

ああ、わかるわかる〜。確かにあんまり他意はないんだろうけどさ、自然に天然に抜け目はないよね〜、弟って。そして、兄って不器用で馬鹿だよね。ま、どっちも可愛らしいけどさ。
でもって、元々三男だった昌幸さんは、面倒から逃げるのが本当〜に上手だよねぇ。

 

さて、左衛門佐は義経さんの左衛門尉より官位として上です。殿上人、貴族。
平安時代に比べて、戦国時代はいかに官位が適当になってたか・・・って思っちゃいますけど。

さて、その義経くんが左衛門尉になる前に、異母兄の範頼くんは頼朝さんの推挙で三河守になっていたのですが、それよりも軍功が一応あった(戦い方の是非はともかく)義経くんについては頼朝さんは推挙せず。

で、「これはチャーンス!」とばかりに、後白河さんが義経くんに「ね、ね。お兄ちゃん(頼朝)のことは放っておいてさ。君こそが活躍したんだし、頼りにしてるから、ほら、官位あげるよ」と、懐柔作戦に出てくるんですね。

それこそ「貰えるものは、病気以外貰っておけばいい」くらいの考えで、「わーい、お兄ちゃん、僕、官位貰っちゃった。源氏の誉れでしょ。さすが、お兄ちゃんの弟でしょ! 褒めて、褒めて〜♪」と無邪気に喜ぶ義経くんに、頼朝さんは「てめぇ、オレの苦労も知らんと!」とプッツーン! 「鎌倉に足を踏み入れるな!」と腰越でシャットアウト。涙の腰越状に続くわけなんですが・・・。

つまり、この官位を受けたことで兄弟の仲がすっごく悪くなっちゃうってのに、今回の真田丸では、それを敢えて言わないどころか「兄上をお支えしたい」だなんて、三谷さんの黒さを思いますよ。

もしや、わざと兄弟仲を一回こじれさせて、でも本当は家族だから・・・みたいなアピールをしようとしてるんじゃ?(私こそ考えすぎ?)

 

で、伊豆守をもらった信幸くんですが、伊豆と言えば北条氏(私にとっては、戦国の後北条ではなく、鎌倉時代の元祖・北条氏)。じゃあ、その元祖・北条氏も伊豆守? ・・・と思いきや、違うのです。

鎌倉時代の伊豆守は、とりあえず武田氏。

鎌倉初期に、真田の先祖でもある海野幸氏くんと共に「弓馬四天王」として名を馳せた武田信光くん。彼は頼朝さんのお気に入りで、伊豆守に任じられていました。

北条氏は伊豆の韮山出身だけれど、初代の時政くんは伊豆守でも伊豆介でもなく単なる在庁官人で(説によるとだけど)、頼朝さん存命中は「源氏一門以外は国司になっちゃダメ!」って言われてました(武田氏は源氏一門)。

頼朝さんが亡くなって初めて「遠江守」になって、それから頑張って政争を泳いで執権になるんだけど、ま、「策士策に溺れる」(今回も真田丸で出て来たね)息子&娘に追放されちゃうんだけどね。

というわけで話が飛びましたが、この頃に伊豆を実質上治めていた武将は、後北条氏の所領をそのまんま貰った徳川家康さんなんだけどね。信幸くんは徳川の婿だし武田家臣という由来もあるしで、ちょうどいいってことだったのかな(適当)。

ちなみに、真田兄弟は同時に豊臣姓を貰い、また同じ従五位の下という官位をもらっていること、別資料で伏見城の普請は、昌幸、信幸、信繁の三人ともにそれぞれ役が命じられていることから、既に信繁は昌幸の次男、信幸の弟としてではなく、一大名として認識されてたってことのようですが、それはまぁ大河ドラマフィクションなので、伏見城の普請役を投げ合ってたのは、笑いのネタということで。

この時もう信幸は沼田城主だし、昌幸から独立済の一大名として考えられていて、信繁こそが昌幸の上田城の跡継ぎと目されてたって説も見つけました。それなら関ヶ原での敵味方の別れっぷりも納得だよね。

 

さて。今回は吉野の能も見どころ。僅かな時間だったけど、能好きさんは喜んで鑑賞したことでしょう。信繁さんの下手声(わざと)にイラッとしただろうけどね。

真田丸27回能の信繁

宇喜多秀家さんもカッコよかった。秀吉さんへの忠誠っぷりが素敵。秀吉さんの娘の豪姫(前田利家の妻・松が産んだ姫)を奥さんにしてるだけある。そういう姿勢が能にも出るんだろうね。

秀家さんは後に「殿下の為に!」と関ヶ原でも頑張るけど、負けて八丈島に流されてしまいます。
(ちなみに、ここ数日、その八丈島で地震が頻発していますね。要注意です。)

大河ドラマ「軍師官兵衛」の時の宇喜多秀家の武田航平くんはちと頼りない感じだったけどね。でも、そのお父さんの直家を演じていた陣内孝則さんは喰えない悪人っぷりが良かった。お母さんの円融院(おせん)の笛木さんは色っぽかった。そして、そのおせんさんにメロメロの竹中直人さん秀吉の動きがまた笑えた。

 

さて、話を能に戻すと、この吉野で秀次さんが舞った能は「源氏供養」とのこと。
この「源氏」は源平藤橘の「源氏」ではなく「源氏物語」の光源氏だそうで、紫式部さんが成仏出来ずに苦しむ霊として描かれてるらしいです。おそろしや。

で、この後、史実では秀吉さんも能を自身で舞ってます。「吉野詣」という秀吉さんオリジナルの新作能。多忙なはずなのに、演じるのも創作もやり遂げちゃうとは、やっぱり秀吉さんてすごい人ですね。

「吉野詣」は、吉野に参詣した秀吉に蔵王権現が現れ、秀吉の治世を寿ぐ、というもの。「高野参詣」は、母大政所の三回忌に高野に詣でた秀吉に、大政所の亡霊が現れて秀吉の孝行を称えるというもの。「明智討」「柴田」「北條」は、秀吉の戦功を称えたものです。

秀吉は、これらを宮中に献上し、また、ほぼすべてを自ら舞ったようです。能を愛好した権力者は、足利義満、徳川綱吉ほか、数多くいます。しかし自身の生涯を能に仕立て、あまつさえ舞った人はほかに見当たりません。豊臣秀吉の能への耽溺ぶりがうかがえます。

能楽トリビア(//www.the-noh.com/jp/trivia/104.html)

今回の舞台の吉水神社は、頼朝さんに追われた義経さんが静御前と一緒に身を潜めた場所。この時の義経さんは、後白河さんから貰った「頼朝追討宣旨」を持っていて、頼朝さんと戦う気マンマンなんですけどね。

吉野の吉水神社
吉水神社

さて、どうして義経さんが吉野にいたかというと、もっと時を遡って大化の改新を行った中大兄皇子(既に天智天皇)、その弟の大海人皇子(後の天武天皇)が、やっぱりお兄ちゃんと仲違いして、奥さんで天智天皇の娘でもある持統天皇(後の)を連れて身を隠したんですね。

後に壬申の乱を起こして権力を握る大海人皇子が、とりあえずお兄ちゃんの追及から逃れつつ、自分の戦勝を祈願して勝手神社で舞を奉納したのです。

すると舞の最中に天女が現れます。「おお、これぞ吉兆!」と味方の士気を上げたというお話。ま、天女なんて間違いなくヤラセなんでしょうけどね。戦は験を担ぐものですからね。

で、それを真似して、義経さんも同じ場所で静御前に舞わせて、「お兄ちゃんをやっつけるぞ!」と戦勝祈願したというわけ。

また、南北朝時代には後醍醐天皇もこの吉水神社に滞在したとか。当然、同じく戦勝祈願をしたんでしょうね。

今回の秀吉さんもちゃんとその伝承にあやかって、「吉野詣」で天女を出してるのです。さすがに大河ではそのシーンは割愛されちゃったけどね。歴史上の偉人は、皆ちゃんと考えてるんだなぁ。

 

さて、では長くなったので、今週のきりちゃんと予告、それから慶長の群発大地震については、また続きます。

 

関連記事

  1. お城直虎39回「菅田カルマ虎松の般若顔」……確かにキレッキレ?

  2. お城直虎「戦国女子会」美妻〜ずの目力バトルと新イケメン紹介を井戸…

  3. 『真田丸』第27回その3、伏見城のフシンと全国で群発するM7クラ…

  4. 真田丸31回「終焉」秀演した小日向秀吉の終演を眺める、周縁のビタ…

  5. お城直虎10回「日々是好日」イケメン王子の忠誠、井伊のプリンセス…

  6. 『真田丸』第27回その2、真田家を取り巻く不思議ちゃん女性陣のバ…

おすすめ記事

  1. 『 腑抜けの三郎 』 ―北条重時―
  2. 「アマカケル―北条の姫―」AmazonKindleで販売開始します
  3. 20万字もの長すぎる文章をKindle用にe-pub化する方法(Macで縦書き・無謀勝負)その1
  4. イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  5. イザヤ!鎌倉「江間家の段」1(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Amazon 出版物(電子書籍)


「殺さなきゃ……父が来る前に」後に北条政子と呼ばれる女は、水を滴らせた白い布で夫の口を塞いだ。「私を妻にしてください」そう願ったのは幼い頃。歳が十離れたその人、佐殿は「源氏物語」の「光の君」そのもの。いつか若紫のように望まれて、共に生きると信じてた。(長編)



捕えられ鎌倉へと送られた白拍子は、八幡宮での舞に呪をこめる。男児を殺され奥州を目指すも辿り着いたのは蝦夷だった。静御前の話。(中編)


木曾義仲の息子・義高が逃亡した。その身代わりとなって牢に繋がれた海野幸氏と、彼を助けようとする大姫の話。(短編)

ポチで応援おねがいします

にほんブログ村 歴史ブログへ にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
ブログランキング・にほんブログ村へ

おすすめ記事

  1. 腑抜けの三郎―北条重時―43
  2. 腑抜けの三郎―北条重時―42
  3. 腑抜けの三郎―北条重時―41
  4. 腑抜けの三郎―北条重時―40
  5. 腑抜けの三郎―北条重時―39
ページ上部へ戻る