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腑抜けの三郎―北条重時―65

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 将軍様はお忙しい。京から文が、諸国から報告が届く。朝も夜もない。だが将軍はまだ数え二つの小さな若君。よって、すぐに飽きる。泣く。使いが文言を述べていても聞くわけがない。よちよち歩き回る。怒る。喚く。将軍としての職務がない時には、重時はおむつ替えに食事、遊びに躾まで、せっせと面倒を見た。夜にやっと寝たと思ったら深夜に起きて夜泣きをする。おぶって外を散歩する。乳母もいたが重時はとにかくよく手をかけた。重時は猫の世話を見ているような気分で三寅の養育に明け暮れていたのである。三寅はよく昼寝をした。そんな所も猫のよう。

 重時は京に残してきた猫達のことを考える。黒龍は元気だろうか。昼寝をする三寅の傍で一緒にうたた寝してしまい、合議に遅れて叱り飛ばされたこともあった。

 小侍所は部屋すらないに等しい小さな職ではあったが、別当という名の役職についてしまった重時は、幕府の合議に呼ばれるようになっていた。
 合議では執権を中心に有力御家人が集って幕府政治について意見を述べ合う。父の横には常に泰時兄が控えていた。落ち着いて話を纏めるその姿を重時は弟として誇らしく思った。
 

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